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东京大学教员の着作を着者自らが语る広场

紫色の表紙

书籍名

感覚?知覚心理学ハンドブック 第叁版

着者名

和氣 典二、重野 純、

判型など

1790ページ、叠5判

言语

日本语

発行年月日

2025年3月25日

ISBN コード

9784414305050

出版社

诚信书房

出版社鲍搁尝

学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)

英语版ページ指定

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本書は、感覚?知覚に関する最新の心理学的知見を網羅的に紹介するハンドブックである。同タイトルの初版 (1969年)、『新編』(1994年)、『新編 Part 2』(2007年) という刊行の歴史を経て、このたび新たな版を世に出す企画が立ち上がった。約150名の各研究分野の専門家が原稿をゼロから新たに書き起こし、それらを積み上げてまったく新しいハンドブックとしてまとまったのが、この『第叁版』(2025年) である。
 
本書は、「総論」(約250ページ)、「視覚」(約730ページ)、「聴覚」(約220ページ)、「触覚」(約200ページ)、「前庭機能(平衡感覚)」(約50ページ)、「嗅覚」(約60ページ)、「味覚」(約120ページ)、「時間知覚」(約50ページ) のすべてにわたり、最先端の研究成果についての話題提供をするという目的のために作られている。そのため、こころの科学に関する概論的知識はもっているが、当該分野の専門的知識が必ずしも足りていないという読者を前提に、重要キーワードの解説をしたうえで、その分野でこれまでに何がどこまでわかってきたかを系統的に解き明かすような内容に仕上がっている。B5判2段組1,790ページという分量と、充実した索引機能からも、感覚?知覚の分野に特化したいわば百科事典としての活用方法が見込まれている。
 
本书で扱う心理学は、知覚実験データから脳のメカニズムを推定する、いわゆる実証主义的な基础的心理学を中心に据えている。また、タイトルでは心理学と铭打っているが、生理学、医学、人间工学、デザイン、教育などの関连学问分野からの视点も数多く取り入れている。このことにより、感覚?知覚を可能にする认知机能がいかにして成り立っているかのシステム的理解を心がけながら、そうした基础的研究知见に支えられて各分野の応用研究がどのように展开しているかの绍介も数多く行っている。
 
编集にあたっては、カラー図版を含め多数の図表を掲载することにより、理论を根拠づける実証データの図示とともに文章を配置することで、専门性の高い内容でもできるだけ直観的に理解できるように心がけた。また、重要キーワードの表记の揺れができるだけ少なくなるように名寄せをすることに注意を払い、読者が混乱することなく読み进められるように心がけた。加えて、学术誌における総説论文の作法にならい、これまで同様、代表的な研究成果の所在については本文内引用を积极的に行い、学问的道标の役割を提供するよう心がけたことは言うまでもない。
 
これまでの版にはなかった新たな仕様として、単行本以外に電子書籍として入手することも可能となっている。これにより、かさばる (20 × 27 × 5.5 cm)、重い (約2.5 kg)、といった単行本の物理的性質から解放され、本書を手に取りたいという人はもはや臆することなくこの最先端の学問の世界をいつでもどこでも気軽に楽しむことができるようになった。
 

(紹介文執筆者: 人文社会系研究科?文学部 教授 村上 郁也 / 2025)

本の目次

第滨部 総论
 第1章 感覚?知覚研究の歴史
 第2章 感覚?知覚测定法
 第3章 脳の记録法?刺激法?破壊法
 第4章 注意
 第5章 ワーキングメモリ
 第6章 感性?质感
 第7章 多感覚
 
第滨滨部 视覚
 第1章 视覚の本质
 第2章 视覚刺激とその呈示法?测定法
 第3章 视覚系の构造と机能
 第4章 光覚
 第5章 明るさ知覚
 第6章 色知覚
 第7章 表色系
 第8章 色覚の型と障害
 第9章 视野
 第10章 空间视と时间视
 第11章 形の知覚
 第12章 面の知覚
 第13章 奥行き知覚:3次元空间知覚の方向?距离?顺序
 第14章 运动知覚
 第15章 眼球运动
 第16章 视覚発达?视覚弱者
 第17章 视覚の応用
 
第滨滨滨部 聴覚
 第1章 聴覚刺激の性质と呈示方法
 第2章 聴覚モデルと高次脳机能
 第3章 聴覚障害?言语聴覚障害
 第4章 音の知覚
 第5章 音楽の知覚
 第6章 音声の知覚
 
第滨痴部 触覚
 第1章 机械的刺激の物理量
 第2章 触覚の生理学
 第3章 温度感覚
 第4章 痛みとかゆみ
 第5章 触覚の研究史と现象的理解
 第6章 触覚の感度と解像力
 第7章 触覚における仮现运动
 第8章 触空间知覚
 第9章 身体外部の物体と空间の特性を触的に知覚する际に生じる错覚
 第10章 身体に関する触的错覚および触错覚の応用
 第11章 行為と自己身体认识过程
 第12章 点字と点字ユーザの多様性
 第13章 视覚障害教育における3顿プリンター活用と意义
 第14章 触覚における感性问题:触り心地
 
第痴部 前庭机能(平衡感覚)
 第1章 前庭感覚
 第2章 前庭感覚器の构造と机能
 第3章 重力と前庭器官
 
第痴滨部 嗅覚
 第1章 ニオイの受容机构
 第2章 嗅覚の精神物理学
 第3章 ニオイの知覚
 第4章 嗅覚と他感覚の相互作用
 第5章 ニオイが気分?行动?认知に及ぼす影响
 
第痴滨滨部 味覚
 第1章 味覚と味
 第2章 味覚の分子生物学
 第3章 味覚の神経科学
 第4章 味覚の精神物理学
 第5章 味覚の欲求と嗜好
 第6章 味覚の异常?障害
 第7章 料理?饮料と味覚
 第8章 味覚と他感覚の相互作用
 
第痴滨滨滨部 时间知覚
 第1章 时间知覚研究の课题
 第2章 时间知覚のモデル
 第3章 时间知覚の诸现象
 
 

関连情报

书评:
北崎充晃 (豊橋技术科学大学) 評 研究室の本棚 (『日本バーチャルリアリティ学会誌』26巻3号p.47 2021年9月30日)

 
书籍绍介:
【感覚?知覚心理学ハンドブック 第叁版】 (丸善KNOWLEDGE WORKER 2025年3月)

 
执笔者一覧:
第I部 担当編者:村上郁也
天野薫?岡本安晴?小川洋和?苧阪直行?苧阪満里子?大山正?川畑秀明?河原純一郎?河邉隆寛? 鯉田孝和?塩入諭?積山薫?竹谷隆司?武見充晃?田中真樹?寺本渉?花川隆?番浩志?三浦佳世?山田祐樹?横澤一彦
 
第II部 担当編者:村上郁也
蘆田宏?石金浩史?石川均?一川誠?市原茂?伊藤裕之?今水寛?宇賀貴紀?氏家弘裕?内川惠二? 岡嶋克典?岡林繁?小野誠司?可児一孝?蒲池みゆき?河本けい(健一郎)?北崎充晃?木原健? 木村英司?栗木一郎?鯉田孝和?小島奉子?小松原仁?齋木潤?酒井宏?櫻井研三?佐々木正晴? 柴田和久?下野孝一?竹内龍人?竹村文?田谷修一郎?辻村誠一?永井岳大?永井聖剛?仲泊聡? 中野泰志?中村芳樹?新美亮輔?西田眞也?原澤賢充?林孝彰?林隆介?福田一帆?不二門尚? 細川研知?松田圭司?松宮一道?丸谷和史?三浦健一郎?光藤宏行?村上郁也?望月登志子? 本吉勇?矢口博久?安間哲史?山内泰樹?山口真美?吉本早苗?和氣典二?和氣洋美
 
第III部 担当編者:重野純
天野成昭?入野俊夫?岩宮眞一郎?上田和夫?内田照久?小坂直敏?大芝芳明?大塚翔?梶川祥世? 柏野牧夫?川島尊之?河瀬諭?河原英紀?倉片憲治?酒井邦嘉?佐藤正之?重野純?田嶋圭一? 立石雅子?田中章浩?中島祥好?能登谷晶子?平原達也?堀澤麗也?前川喜久雄?松永理恵? 三浦雅展?峯松信明
 
第IV部 担当編者:和氣典二
五十嵐由夏?植﨑梨乃?大内进?大岛研介?大森馨子?北田亮?斎田真也?仲谷正史?东山篤规?何昕霓?望月秀纪?葭田贵子?和气典二?和气洋美?渡边淳司
 
第V部 担当編者:古贺一男
古贺一男
 
第VI部 担当編者:綾部早穂
綾部早穂?板倉拓海?小川緑?小早川達?小林剛史?斉藤幸子?杉山東子?鈴木まや?東原和成? 中野詩織?山本晃輔
 
第VII部 担当編者:坂井信之
荒木茂樹?岩槻健?笠松千夏?河合美佐子?日下部裕子?小早川達?駒井三千夫?坂井信之?庄司憲明? 諏訪部武?二宮くみ子?林由佳子?八十島安伸
 
第VIII部 担当編者:村上郁也
一川诚?小野史典?北泽茂?藤崎和香?村井祐基?四本裕子
 

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