硬式野球部が胜ち点まであと少し!
は1919年の创部。1946年春に2位となり、1981年春には6胜を挙げて「赤门旋风」と呼ばれましたが、その后低迷。
1997年秋以降は最下位が続き、94连败の连盟记録を作ったほど。
2017年秋以降は胜ち点から见放されています。
しかし、2024年秋、一筋の光明が差しました。久々にシーズン2胜を记録したのです。
3年生で初胜利を挙げ、新年度に一层の活跃が期待される渡辺向辉投手が、昨季の概略と现在の课题、来季への展望を语ります。(取材日=2024年12月6日)
下手投げ右腕を轴に2017年以来の胜ち点を
他大に劣る环境での练习

WATANABE Koki
硬式野球部 農学部3年
海城高校出身。右投げ右打ち。趣味はピアノ。好きな応援歌は「闘魂は」。父?俊介さんは元ロッテの「ミスターサブマリン」。
——10月13日の法政戦で初胜利を饰りました。
自分の调子は悪くて、走者を出しながら运良く失点を抑えた感じです。勉强しながら野球に打ち込んできたのが报われて、泣きそうになりました。サヨナラ打を放った门田凉平选手には「マジでありがとう」と言いました。
——10月26日の立教戦は悔しい试合でした。
0-1から9回表に逆転して9回里2死まで顺调に进みましたが、四球を与えて5番打者を迎えました。1球目は高めのボール。2球目、ストライクを取りにいったシンカーが落ちず、サヨナラ本塁打を打たれました。相手が振り始めた瞬间、まずいと思いました。立教戦を含め、いい试合をしているのに胜ちを逃すことが多かったです。
——胜ち点に向けて足りないことは?
自分に関しては、中一日で投げる体力が足りないです。土曜と月曜に投げて胜ちたいので、150球の投げ込み练习を中一日で反復します。チームに関しては、打力が全く足りません。现状、东大の练习环境は他大に比べると劣ります。他大は球场全体を照らす设备がありますが、东大で照明があるのは室内练习场だけ。外野の人工芝や打撃练习マシンが修理の时期をすぎましたが、予算不足で対応できません。投球练习场が足りないのも课题です。外野で投げていますが、打撃练习の球が飞んできて危険なので、投手力强化の妨げになります。指导者の面でも东大は翱叠のつながりが弱いと感じます。
——来季は最上级生として迎えます。
やり方次第で戦えることを后辈に见せていきます。设备や体格や才能で劣っても、工夫すれば戦えるはず。自分の身长は167肠尘で、六大学の投手ではたぶん最小だけど十分やれるぞ、と。自分は常に平均から外れることを意识しています。打者が予测するのは平均値の轨道や速度でそれ以外の球には対応しにくい。小さくても平均でない部分を出すことは可能です。
——高校までは上手投げだったとか。
大学に入って、上から投げていても普通の投手で终わるぞと当时の主将に言われたのを机に、下手投げに専念しました。六大学に下手投げは见当たらないので、平均を外すならアリだな、と。伸び悩み期もありましたが、打者は正しい动作をする相手に対してこそ平均を予测すると気づき、正しい动作を意识するようにしてから、结果が出るようになりました。

来季のテーマは「逆袭」
——来季の野球部の见どころは?
スローガンは「逆袭」です。负けるのが当然と思われている现状を跳ね返そうということ。主将の杉浦海大选手を中心に、彻底的に胜ちにこだわろうと话しています。胜利につながることを理詰めで考え、なりふりかまわず実行します。野手で注目は副将の酒井捷选手です。2年生で大学日本代表候补に选ばれた実力者ですが、昨季は调子を崩してしまったので、復活に期待です。胜ち点を得るには自分が5胜しないといけないでしょう。応援してくれる皆さんに何としてでも応えます。

东京六大学野球连盟の一员として胜ち点を目指すには相応の设备が必要です。神宫の杜で淡青のユニフォームが戦い続けるためにご支援を!
東大の現状.11 施设老朽化や活動費に苦しむ運動部が多数
硬式野球部のほか、漕艇部、応援部、ラグビー部、洋弓部、ラクロス部、体操部、アメフト部、陆上运动部、スキー部、バドミントン部、総务部、スケート部、软式庭球部、バレーボール部、ア式蹴球部、ヨット部、柔道部、射撃部、ホッケー部、软式野球部、空手部、庭球部、叠&补尘辫;奥部、準硬式野球部、自転车部、卓球部、少林寺拳法部、剣道部、弓术部、合気道部も东大基金プロジェクトを立ち上げて支援を募っています。御殿下记念馆、农学部グラウンド、戸田寮、山中寮と、东大スポーツ振兴と、部を特定しない基金プロジェクトもあります。