记者会见「軽元素対応高性能ポータブル型蛍光齿线分析装置の开発~コンクリート构造物の塩害调査や土壌汚染调査等に威力~」研究成果

记者会见「軽元素対応高性能ポータブル型蛍光齿线分析装置の开発~コンクリート构造物の塩害调査や土壌汚染调査等に威力~」
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1.発表日时:2007年 1月 19日(金) 13:30~14:30
2.発表場所:東京大学 生産技術研究所 総合研究実験棟(An棟)3階大会議室
〒153-8505 目黒区驹场 4-6-1 驹场滨滨?リサーチキャンパス
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/map/index.html
3.発表タイトル:「軽元素対応高性能ポータブル型蛍光齿线分析装置の开発
~コンクリート构造物の塩害调査や土壌汚染调査等に威力~」
*15:00より、この件に関连した讲演会が开催されます。そちらへもぜひご参加ください。
4.発 表 者:金田 尚志 特任助手
(東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター)
5.発表概要:塩害によるコンクリート构造物の劣化が大きな问题となっており、コンクリート中の塩化物量がその塩害を评価する指标となっています。
その塩化物量を測定するための装置として、この度、アワーズテック株式会社(本社:大阪府寝屋川市)と共同で、高感度ポータブル型蛍光X 線分析装置を開発しました。この装置は、従来のものと比較して、検出感度が大幅に向上、低濃度の塩化物量の定量分析を可能にしました。また、現場で簡易?迅速に計測ができるため、検査効率を大幅に改善、コストダウンが大いに期待されます。
6.発表内容: コンクリート構造物の調査を行う際、必要に応じてサンプルを採取して成分分析が行われます。検出対象成分ごとに、現場で薬品を使用しての試験、実験室に持ち帰り詳細な成分分析が行われます。しかし、土木構造物はその性質上、検査対象が大きく、立地条件も厳しいことから、大断面の検査を行うには、労力を必要とします。したがって、現場で簡易で迅速に成分分析ができる手法があれば、非常に有効なツールとなります。
ご存知のように、塩害によるコンクリート構造物の劣化が問題となっています。その原因は飛来塩分の浸透や海砂の使用による鋼材の腐食であり、コンクリート中の塩化物量が塩害を評価する指標となっているため、塩害地域のコンクリート構造物の調査を行う場合、塩化物量の測定が必須となっています。当研究所では、これまで、現場で簡易に塩化物量を測定できる技術の開発を行ってきましたが、従来のポータブル型蛍光X 線装置では、検出感度が低かったため、低濃度域の分析が困難でした。
この度、アワーズテック株式会社(本社:大阪府寝屋川市)と共同で、高感度ポータブル型蛍光X 線分析装置を開発しました。従来の装置と比較し、検出感度を大幅に向上させ、塩化物量0.1kg/? の低濃度まで定量分析が可能になりました。現場で簡易?迅速に計測ができるため、検査効率が大幅に改善され、コストダウンが期待されます。ポータブル型蛍光X 線装置は軽元素の検出感度が低いといわれてきましたが、装置の改良により、Al、Si、S などの軽元素にも対応させ、コンクリート中の塩化物量のみならず、土壌汚染等の環境計測にも有効です。
7.注意事项:本件の记事掲载に関しては、2007年1月19日(金)14:30以降(记者会见终了后)にお愿いいたします。
8.お問合せ先:東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター
金田 尚志(かなだ ひさし)
9.そ の 他:記者会見終了後、15:00より「ポータブル型蛍光X線分析装置の活用に関する講演会」がございます。そちらへもぜひご参加くださいますようお願い申し上げます。
日時:2007年 1月 19日(金) 15:00~17:35(受付開始 14:30~)
会場:東京大学生産技術研究所 総合研究実験棟(An棟)2階 コンベンションホール
プログラム:
15:00
开会の挨拶 鱼本 健人 教授
(東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター長)
15:05~15:50
中井 泉 教授
(東京理科大学 理学部 応用化学科 グリーン光科学技術研究センター長)
「ポータブル型蛍光齿线分析装置による古代遗跡出土遗物のオンサイト分析」
15:50~16:35
吉川 裕泰 氏 (JFEテクノリサーチ(株) 東京営業所 主査 部長 工学博士)
「蛍光齿线分析法の有用性」
16:35~16:50 休憩
16:50~17:35
鱼本 健人 教授
(東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター センター長)
「コンクリート构造物のオンサイト分析の有効性」
17:35
闭会の挨拶 金田 尚志 特任助手
(東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター)