记者会见「东京大学とサントリーによる、教育研究の新たな取り组みについて」记者発表

2008年4月7日
国立大学法人 東京大学
サントリー株式会社
东京大学とサントリー
「水の知」(サントリー)総括寄付讲座新设
国立大学法人东京大学(本部:东京都文京区、総长:小宫山宏)とサントリー株式会社(本社:大阪府大阪市、社长:佐治信忠)は、水に関する研究を推进するため、4月1日(火)から「水の知」(サントリー)総括寄付讲座※を新设しました。
今回の「水の知」(サントリー)総括寄付讲座は、国内外で水问题解决に向けて研究を行なっている东京大学と、水の品质保証や天然水の水源涵养活动を积极的に推进しているサントリーが、両者の知见を生かし、2008年4月から5年间の予定で実施するものです。
同講座は、学、民という立場でそれぞれ水問題に取り組んできた东京大学とサントリーとが協働することにより、「水の知」を構造化して社会に発信し、水に対する社会的な関心を高め、水問題の解決と豊かな水環境の創成を推進することを目的としています。さらには、「水」というテーマで、文理融合した学術分野における研究者育成を図っていきます。
なお、7月4日(金)に、「総括寄付讲座设立记念シンポジウム」を东京大学大讲堂(安田讲堂)で実施する予定です。
※総括寄付讲座について
个人や団体の寄付による基金、寄付金などでその基础的経费をまかなう研究部门のうち、复数の部局にまたがる研究?教育?プロジェクトのこと。东京大学が全学として推进すべきものであり、総长室の下にある総括プロジェクト机构に设置される。
东京大学は、工学、理学、农学、医学、法学、経済学といった様々な分野で水に関わる研究を行ってきました。国际河川をめぐる国家间の争いや食料と水、あるいは気候と水の将来展望、あるいは膜を始めとする効率的な水処理再生技术、水の地球环境観测、アジアモンスーン域の水と社会の调査などに関して世界をリードする研究を进めています。また、水に関係する教育研究に携わっている教员らにより、分野横断的な研究会开催や情报交换を行う「东大水フォーラム」が组织されており、本讲座と连动してより有机的な研究连携と社会発信を目指します。
サントリー(株)は、『人と自然と響きあう』という企業理念のもと、『水と生きる SUNTORY』というコーポレートメッセージを掲げ、社会と自然との共生を目指した活動を展開しています。創業時から商品の原料となる水にこだわり、2003年に「水科学研究所」を設置、体系的な水の研究を推進しています。生産工程で使用する水の削減に積極的にも取り組み、昨年稼動した「サントリービバレッジプロダクツ(株)神奈川綾瀬工場」では、業界トップレベルの用水使用量?原単位を達成しました。さらに、水源涵養のために「天然水の森」活動を実施しており、次世代育成支援活動として、自然の中での体験学習「森と水の学校」や“水”をテーマにした体験学習「水育」を展開しています。
<国立大学法人东京大学>
開 校 1878年
本部所在地 東京都文京区本郷7-3-1
総 長 小宫山宏
教職員数 8,815名 (2007年5月1日現在)
学 生 数 28,773名 (2007年5月1日現在)
研究科?学部等 15研究科?10学部、11附置研究所、18全学センター
<サントリー株式会社>
創 業 1899年
本社所在地 大阪府大阪市北区堂島浜2-1-40
代表取締役社長 佐治信忠
資 本 金 300億円
売上高(連結) 14,948億円(2007年1月1日~12月31日)
従業員数(グループ計) 20,790名 (2007年12月31日現在)
事業内容 酒類?清涼飲料?健康食品等の製造販売等
― 記 ―
▼講 座 名 「水の知」(サントリー)総括寄付講座
(Wisdom of Water(SUNTORY))
▼開設時期 2008年4月1日(火)~(5年間)
▼寄付総額 4億円(5年間)
▼専任教員 横尾善之特任准教授、村上道夫特任助教、田中幸夫特任助教
▼兼任教員 沖大幹教授(代表)、滝沢智教授、中山幹康教授
▼運営部局 生産技術研究所(駒場リサーチキャンパス内)
▽本件に関するお问い合わせ先
东京大学生产技术研究所
総務課 総務?広報チーム 03-5452-6017
生产技术研究所ホームページ
冲研究室ホームページ
サントリー株式会社
広報部 03-5579-1150
サントリーホームページ
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小宫山宏総长(左)とサントリー株式会社社长佐治信忠様(右) | 左から、沖 大幹教授、小宫山宏総长、サントリー株式会社社长佐治信忠様、サントリー株式会社環境担当 取締役 小嶋 幸次様 |